一歳




何から書いていいかわからないくらい、この1年間わたしの生活の中には常にSnowManがいました。


1年前の今日、デビュー日という大切ないちにちに立ち会えたことも、今日この日を迎えられたことも、きっとどちらも当たり前ではなかったと思います。


なにかタイミングが違えば、わたしの人生と彼らの人生が交わることなんてなかったかもしれない。SnowManを好きになって、嬉しいことや楽しいこと、たくさんの幸せを貰って、抱えきれないほどの愛を受け取って、もちろん悲しいことや辛いこと、悔しくて寂しくて堪らない夜だってあったけど、SnowManを知らずに生きるよりも、どんな道のりだろうとSnowManに手を取られながら乗り越えて歩んでいく人生がいい。



生きていれば会える。今までの当たり前が一切通じなくなってしまった現状で、アイドルからファンへ向けてそう発信された言葉の力強さは計り知れない。未知のウイルスの存在にも、心ない人間の多さにも、どんな状況でも人と接しながら仕事をしなければいけない現実にも、とにかく疲れ切ってしまったけれど、とにかく今は健康に、生きることを頑張ろうと思えるのはSnowManがいたからです。佐久間くんがあの日放った「生きてたら絶対会えるから、一緒に会おう」という魂の叫びは、きっと多くの人の心に響き、多くの人を救ってくれたと思います。アイドルって、ヒーローだ。ね、阿部くん。



アイドルという存在も、この先の世の中も、なにひとつ未来に約束されたものなんてないし永遠も絶対も、そんなものはないんです。痛いほど知っているし、当たり前だったはずの日常を取り戻すのにどれだけ時間がかかるかはわからないけれど、SnowManとなら乗り越えられるはず。こんな時代だけど、こんな時代だからこそ、SnowManがいてくれてよかった。そう強く感じた1年間でした。


どれだけ今が辛く苦しく、ドン底にいたとしても、時は過ぎる。いつか振り返った時にも「あの時SnowManがいてくれてよかった」って、今ときっと同じことを言うと思う。それだけこの1年、とにかくSnowManの存在が大きかった。




去年はこの日は有給をとり、今年は資格試験を受けてから時間休をいただいたので人混みを避けつつケーキと薔薇の花を一本購入しました。来年は土曜日だから有給の心配はナシ!と確認済み。薔薇は来年には二本、再来年は三本、と増やしていければいくつもりです。花束になる頃には、きっとYouTubeの企画でやったみたいにみんなかっこいいおじいちゃんになってるのかもしれないと思ったら同じだけ自分も歳をとっていくけどそれも悪くない気がする。





1年目、"初"をとりにいきたいと語ったみんながまだ誰も足を踏み入れていない雪景色に9人横並びで一歩を踏み出したり、それぞれの個性を活かした九者九葉の足跡を残したり。これからもわたしたちが想像もつかないようないろんな"初"をたくさん獲得して、色鮮やかな景色を楽しんでください。わたしはSnowManとだったら、どこへだって行きたい。この手は絶対に離しません。



2021.01.22